決済した商品の返品・取消方法について、説明します。
返品と取消の違い
商品の返品を行った場合は、処理を行うタイミングによって取引情報や売上レポートで表示されるステータスが異なります。
- 返品:会計をした日の翌日以降での返品を行った場合
- 取消:会計をした当日中での返品を行った場合
マイナス会計とは?
マイナス会計とは過去の取引情報を参照しない返金方法です。POSレジアプリ外での会計や、レシートを特定できない会計に対して用います。
詳しい操作方法はこちらをご参照ください。
返品・取消時のデータの記録方法について
返品・取消の両方とも「元の会計を一度すべて取消」し、返品されなかった商品を決済した日付で再会計を行います。
最初の会計時と商品・キャンセルを行った日付それぞれで、取引情報及び関連する履歴情報が作成されます(過去の会計実績は変更されません)。
返品・取消の手順
返品・取消は、対象会計の指定後、➀会計の全額返金、②返品しない商品の再決済、の2つのステップで行います。
手順1
対象となる会計を指定します。
指定方法は「レシートから探す」と「日付から探す」の2通りからお選びください。
「レシートから探す」
レシート最下部のレシート番号を入力、もしくはバーコードリーダーで読み取って会計内容を呼び出します。
「日付から探す」
会計履歴から任意の会計を指定し、会計内容を呼び出します。
「日付から探す」の絞り込み機能
「日付から探す」では、
指定した日付にて会計された履歴を確認できます。
加えて、以下の5つの条件で細かい絞り込みが可能です。
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手順2
返品対象の商品の点数を+ボタンのタップもしくは数量のアップによって入力し、画面右下の「次 へ」をタップします。
全部返品の場合は「全て追加」をタップします。
取消/返品での[メモ機能]の活用
「返品/取消」の取引ごとに“メモ”機能を利用し、覚え書きをすることができます。
※メモの活用は任意です。
メモ入力時は“定型文”機能がご利用いただけます。定型分の作成方法はこちらをご参照ください。
また、メモは取引情報の履歴確認画面にて表示されます。
手順3
全額返金の返金手段を選択し、返金額を入力してください。今回は「現金」での全額返金を行います。
入力後画面右下の「全額返金」をタップします。
※元の会計がクレジット/電子マネー/QRで決済されている場合、全額返金の決済手段として「電子決済」を選択可能です。
キャッシュレス決済での返金
全額返金の返金手段でクレジットを選択した場合、以下のような決済画面が立ち上がってきます。
手順4
全額返金の返金額と返金手段の確認をして「確定」をタップします。
手順5
再決済の決済手段を選択し、決済額を入力してください。
入力後画面右下の「再決済」をタップします。
※全部返品の場合このSTEPは不要です。
※電子決済を選択した場合、実際の決済画面に移行します。
手順6
再決済の決済額と決済手段の確認をして「確定」をタップします。
手順7
返金額を確認し、レシートとともに返金を行います。
レシートは「全額返金」と「再決済」に2枚が印字されます。
処理が完了したら「終了」をタップします。
※全部返品の場合「再決済」レシートは印字されません。